日本とデンマーク 高齢化比較
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日本の人口:127,760,000人 |
65歳以上人口:26,820,000人(20.1%) |
(2005年国勢調査) |
デンマークの人口:5,397,640人 |
65歳以上人口:804,576人(14.9%) |
(2004年1月1日) |
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65歳以上の人がいる世帯の類型
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長期介護高齢者が増えている(寝たきり・認知症者・要支援者)
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長期介護高齢者が増えている(寝たきり・認知症者・要支援者)
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居宅サービス
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自宅、認知症グループホーム、小規模多機能ホーム、有料老人ホーム、ケアハウス ホームヘルプサービス
訪問看護
デイサービス
ショートステイ
訪問入浴
リハビリテーション
居宅療養管理指導
認知症グループホームケア
住宅改修
福祉用具 など (※配食サービスは介護保険外)
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施設サービス
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介護老人福祉施設
介護老人保健施設
介護療養医療施設
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ケアサービスについて考えるときー日本とデンマークの違いー
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家族介護への幻想、それが一番と願っている
家族と暮らしている高齢者が多い。デンマークでは家族介護というと夫婦が互いを世話することを意味するが、日本では子供や息子の嫁が介護することを意味する。
住居が狭く、介護しているとあつれきが生じやすい。寝室も共有していることが多い。
要介護となっても風呂が大好き。
食事、日本食、麺、洋食、いろいろ食べる。
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介護老人福祉施設 けんちの里
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玄関で靴を脱ぐ 畳でくつろぐ
檜のお風呂もある
リビング・4人部屋
スタッフルーム・トイレ
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日本における24時間ホームケア
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介護保険サービス のシステム上では24時間ホームケアが行われるようになっている。
しかし、実情は、訪問介護事業所の多くは日中サービス提供しているにすぎない。
早朝や夜間に稼働しているところは少ない。
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訪問介護 の介護報酬サービス時間区分(1Dkr20円として換算)
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日中(朝8時〜18時)30分 2310円=115DKr
早朝(朝6時〜朝8時)30分 2890円=144Dkr
夜間(18時〜22時)30分 2890円=144Dkr
深夜(22時〜朝6時)30分 3470円=173Dkr
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B市 人口113974人
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自治体B 夜間訪問介護利用者数
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夜間帯の訪問介護の利用率 −本調査・他参考データ・デンマークの比較−
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早朝(6−8時)平日 訪問介護実施 45%
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早朝(6−8時)土曜日 訪問介護実施 40%
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早朝(6−8時)日祝 訪問介護実施 30%
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夜間(18:00 −22:00)日祝 訪問介護実施率 37%
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深夜(22−6時)日祝 訪問介護実施 15%
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パレ・フローラ訪問介護事業所
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24時間365日ホームヘルプサービスを行っているパイオニア的存在の事業所である。
サービスの品質管理に努め、登録ホームヘルパーは事業所から訪問し、事業所に帰って利用者の様子を報告する運営にしている。
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サービスエリアが混在する問題
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東久留米市の人口 113974人
そこに、訪問介護事業所が26ある。
事業所のサービスエリアは混在している。訪問ルートに無駄が多い。
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パレフローラ事業所概要
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利用者数124名
サービス提供責任者 常勤4名(介護福祉士4名)
ホームヘルパー 登録35名(介護福祉士16名、ヘルパー1級1名、2級18名)
パレフローラの事務所 ユニフォーム着用
今日誰がどこに行くか訪問を色用紙でコントロール
パソコン/自転車で訪問
入浴介助時の服装 感染予防対策
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ホームヘルプ開始の流れ
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パレフローラの24時間体制
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日中の体制(7:00−18:30)
約20名のヘルパー 66件訪問
自転車・バイク・車で移動 |
夜間体制(18:30−7:00)
2名のヘルパー
一晩に14件訪問 車1台で移動
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夜間対応型訪問介護の開始
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2007年4月開始
対象者 要介護1以上の人
サービス時間 22:00−6:00
アラーム端末を押すとオペレーションにつながり、ホームヘルパーが随時訪問。
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夜間対応型訪問介護の料金
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基本料金
アラーム対応 + オペレーションサービス 1ヶ月10000円(500DKr)
随時訪問介護の料金
随時訪問 1回 5800円(290DKr)
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夜間対応型訪問介護 アラーム+随時訪問介護
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はるみ訪問介護ステーション
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東京都 中央区
24時間ホームヘルプサービス(1988年)
夜間対応型訪問介護(2007年4月)
特養にオペレーション機能をおき、2つの夜間サービスを統合して運営
日中 7:00−15:15
夜勤 15:15−8:15 (2hours break for sleeping)
アラーム 訪問用の車
休憩室・ 携帯する保温おしぼり
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介護職の養成教育
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介護福祉士(国家資格) 1650時間→今後1800時間へ
介護職員基礎研修 500時間
1級ヘルパー 230時間
2級ヘルパー 130時間
3級ヘルパー 50時間
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介護福祉士
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結語
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日本における24時間ホームケアを推進する
包括的なケアを提供するしくみが大切である。
(サービスを個々バラバラに提供するのではなく)
日本とデンマークでは、基盤となるケアサービスのしくみも文化も異なるが、私たちは、同じ対人援助を行なうスタッフ・仲間である。私たちは同じ専門性を持っている。
未来へ向けて互いの歩みをすすめましょう。
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